少女☆歌劇レヴュースタァライト2ndスタァライブStarry Desertに参加してきました。
1月9日のニューシングル「約束タワー」の発売日には、ディレイ・ビューイングが決まりました。が、都内近辺は即完売でしたね。年末年始にはアニメ無料配信もあり、スタァライトの輪を更に広げるチャンスかと思いきや……。仕方ないですね。今すぐにでも、何度でも観たいと思うステージでしたから。上映館が追加されたので、一人でも多くの人がスタァライトされることを願います。
さて、本題のライブについてですが、なんというかもう、本当にすごかったとしか言えません。あの衝撃を浴びたら語彙力なんてものは消し飛びます。MCの中でみもりんが言っていましたが、声優ライブを観に来たつもりが、とんでもないものを見せられましたね。
セットリスト
-オープニングアクト-
1.プラチナ・フォルテ
2.ディスカバリー！
-ライブ本編-
1.星のダイアローグ
2.よろしく九九組
3.舞台プレパレイション
4.恋の太陽~CIRCUS!~
5.My friend~Arrie~
6.You are a ghost,I am a ghost ~劇場のゴースト~
7.Fly Me to The Star
8.ロマンティッククルージン
9.ディスカバリー！
-レヴューステージ-
10.世界を灰にするまで
11.The Star Knows
12.誇りと驕り
13.恋の魔球
14.花咲か唄
15.RE:CREATE
16.星々の絆
17.-Star Divine- フィナーレ
18.舞台少女心得 幕間
19.スタァライト
20.星のダイアローグ
-アンコール-
21.願いは光になって
22.約束タワー
23.スタァライトシアター
改めて書き出してようやく実感しましたが、なんですかこの曲数。こんなにやってたんですね。公演があっという間すぎて全然分かりませんでした。
Starry Desertの好きなポイント
ライブ当日はとにかくバッタバタ、大ボリュームだったため帰宅を急ぎ連番者と感想を語る暇も無く、翌日は仕事、翌々日は泥のように眠り……あ～～～ここが好き～～～！！！を発散する場を持てていませんでした。なので、全曲についてここで吐き出していきます。
-オープニングアクト-
プラチナ・フォルテ
シークフェルト音楽学院のエーデルさんたち、わかっちゃいたけど衣装がめちゃくちゃかっこいい！曲もめちゃくちゃかっこいい！フルで聴けて嬉しかったです。見慣れない顔ぶれなこともあり、パフォーマンスを楽しむ余裕がそこまで持てなかったので、次の登場を楽しみにしておきます。
ディスカバリー！
ディスカバリー！の、某ピンクなレディー的なちょっとコミカルな振り付けがシークフェルトの雰囲気とはギャップがあって、九九組とはまた違った味わいでした。
-Starry Desert本編-
星のダイアローグ
舞台#2ライブパートの星のダイアローグの入り方が完璧過ぎて、今回はふつうに来たな〜なんて思っていたのですが、あのスタァライトがぬるいことをするわけがなかった。そう気付くのは後の話……。
星のダイアローグといえば、目が足りないと嘆きたくなる楽曲No.1。振り付けフリーパートのわちゃわちゃを毎回楽しみにしているのですが、毎回どこを見ればいいのか迷っている内に終わってしまいます。キャスト追っかけカメラの映像出して〜！！
夜の部で、リリイベを除く歴代スタァライトイベント初の上手側に座ったので、クロふたの電車ごっこが正面から見られて嬉しかったです。
よろしく九九組
点呼の準備はよろしいぞ、委員長。歌唱順ブレード色替え自己満曲ですね。
まひるちゃんが嫉妬のレヴューからままひるになっていたようで、今後もキャラクターの変化とともに、キャストの表現を追いかけていきたい楽曲だなと思いました。
舞台プレパレイション
頭に残りやすいノリ。ライブ前日に試聴動画がゲリラ配信されたものの、さすがに楽曲中の掛け声を入れるには至れませんでした。ライブ映えしそうな曲なので、聴き込んで次に繋げたいです！何の気合なのかよくわかりませんが。
今まではコロス役が多かったアンサンブルさんもB組として登場して、賑やかで楽しかったです。
恋は太陽~CIRCUS!~
試聴すら出ていない完全新曲！曲調が頭に残りやすい楽曲でした。あまり音楽ジャンルに詳しくないのでよく分からないのですが、スペイン音楽？タンゴ？とかその辺りの雰囲気ですかね？
ハモりが気持ちいい曲でした。童話っぽさを感じましたが、他のBD特典曲のようなモチーフ作品があるのでしょうか？発売が楽しみです。
My friend~Arrie~
推しのオンステージ。はぁ…………察してください。
みなさん聴きました？あれが私の推しの歌唱力ですよ。力強さだけじゃなく優しさもたっぷりこもった歌声、最高でしょ？
ペンライトを振る余裕なんて無くなっちゃいます。バラードでよかった。
アンサンブルさん達との演技も表情豊かで良かったですよね。必死に追わなくても自然と推しカメラが出来るなんて、ありがとうアリー。
You are a ghost,I am a ghost ~劇場のゴースト~
みもりんの！！表情！！！！
これに尽きます。
ステファニー？が飲み込まれていく衝撃のラストを、さらに塗り替える衝撃のラスト。麻帆さんの悲鳴の後、みもりんのあの表情がモニターに映された時の会場のどよめき、すごかったですね……。パシフィコの全てが4人の雰囲気に飲み込まれていました。ゴーストはいた。
Fly Me to The Star
あらゆるペアが聴けちゃう大サービス仕様！さすがスタァライトはオタク心が分かってますよね。
この曲が大好きでセンターポジションをもらったのに、肝心の歌唱パートが少ないと嘆くみもりんのMCでニッコリしちゃいました。
ロマンティッククルージン
昼のスモーク出過ぎ事件、あれよく見えなかったんですよ……悔しい……。「えっ、スモーク出過ぎじゃない！？」とキャーキャーする声と時々煙の合間から誰かが見える程度でした。はしゃいじゃう九九組見たかったんですけど！！！
九九組って、アクシデントを演出に変えちゃうのが上手ですよね。アドリブ力が高いというか、本当に舞台を楽しんでいるんだなぁと感じます。そういうところが好き。
言葉じゃ伝わらないのですが、サビ辺りの、こう、腕と脚が逆方向に動くあの振り付けが好きなんですよね。アレですアレ、映像を見て。
ディスカバリー！
シークフェルトには負けないとばかりに、イントロのジャンプの高さに気合が入ってましたね！佐藤日向が9人いたのではってくらい高かったです。あのジャンプを見て一気にテンションが上がりました。
第二幕 レヴューステージ
世界を灰にするまで
耽美な舞台少女同士の衝突、オタクの好物ですよね。
レヴュー曲全部やります宣言からの、もよちゃんからのおすわり号令(ほんとありがたい)で、何が起こるのか分からない緊張感に包まれた空間。待ちわびたアニメ第一話をドキドキしながら見たあの日を思い出しました。
The Star Knows
光の演出に興奮しました。純那が矢を放つと同時に、白いレーザーが鋭く飛ぶんです。歌と演技に、音響と光と映像が乗せられていく演出。三次元スタァライトの魅力がたっぷり詰まった曲でした。
誇りと驕り
放心。
麻帆さんの迫力と歌唱力……アニメ映像と一致した演出……宙を舞う華恋の武器……天堂真矢の圧倒的なキラめきがすごかった。本当にすごかった。本当の本当にすごかった。
ライブ会場が劇場に様変わりしたことへの戸惑いがまだいくらか残る客席の雰囲気が、ここで完全に塗り替えられましたね。拍手の大きさが昼夜共に全曲の中で一番だった気がします。本当にあのフニャフニャチキどんがアレをやったんですか？今でも信じられません。
恋の魔球
楽しい！可愛い！面白い！
アニメを完全再現する舞台装置、もよちゃんがパシフィコを駆け回る映像、バッティング対決、ステージ上全てが楽しさと可愛さで溢れていました。
特に面白かったのは、素振りの時はバットだったのに、いざボールを打つ時はまひる棒に持ち替える陽葵ちゃんです。バットはなんだったの(笑)
しかも二人ともなかなかボールを打てず、最後にはテニスのサーブになっていて、なんとまあ微笑ましいこと。
武器をステッキのように使う振り付けが好きです。
花咲か唄
なんと言ってもあそこでしょう、お互いの武器を取りすれ違いざまに交換するところ、熱かったですね！刃を交えて力が拮抗するシーンでは、てるあやさにふたかおのニコイチっぷりが被って見えました。思わず(あ、この二人付き合ってるわ)と邪なことを考えてしまうほどのしっくり感。
レヴューなのに武器を置いてスタンドマイクで歌っちゃうあたり、さすがレヴューの私物化コンビ。
RE:CREATE
ばななの抜刀が見られて私は幸せです。でも2本目はいつどこから出したんですか？気づいた時にはすでに二刀流になっていました。次に見る時に確かめたい。
個人的に、唯一間奏カットの繋ぎがイマイチだなと残念に思った曲でしたね…。大好きな曲だけにモンペ化してしまいます。二人のレヴューは最高。
星々の絆
天井に映し出される99回スタァライトのマークと、それが場面に合わせて揺らぐ演出。爆発するばななの感情。それを圧倒する華恋ちゃんの熱量。すごかった。
というか、幕間にじゅんなななのあのシーンを流すのは反則じゃないですか？？？アニメ見返したくなったし、普通に泣きましたよあんなの。
-Star Divine- フィナーレ
2番のAメロBメロをステージの上で一人高らかに歌い上げる西條クロディーヌ！！！私はこれが見たかった！！！！！！！！
スーパー真矢クロイチャイチャタイムや回転攻撃もあり、再現度高しかと思いきや、決着シーンは再生産されていましたね。舞台#2のVS八雲先生を思い出す演出でした。あれは確かに、天堂真矢は負けてない。
「だけどもう孤独じゃないよ」の後に階段上の真矢様を見るクロちゃんがズルい。
舞台少女心得 幕間
これはちょっと、自慢させてください。もよちゃんとひーちゃんが真横を通ったんですよ。陽葵ちゃんが近くで歌って、もよちゃんが数メートル先を横切って行ったんですよ。
いい匂いがしました〜、とか言いたかったんですけど、ビックリしてそれどころじゃありませんでした。
アニメと同じく、火花を散らしていたみんながにこやかに華恋ちゃんに寄り添う様子が良かったですよね……。
スタァライト
これをやられたらもう泣くしかない。
華恋の歩みに合わせて赤い光が灯る、東京タワーが刺さり約束タワーブリッジが二人を繋ぐシーンを再現する演出見ました？最高過ぎませんでした？
華恋ちゃんの後ろにそびえ立つ東京タワー最高過ぎませんでした？
アニメ映像と完全にリンクした二人のバレエも最高過ぎませんでした？
二人が「ポジション・ゼロ」と言うところはアニメと違って、手を繋いで階段に腰掛ける演出でしたが、私にはあれが劇場で並んでいる幼少期のかれひかと重なって見えて涙腺が限界を迎えました。
星のダイアローグ
星のダイアローグに始まり、星のダイアローグで終わる。アンコールを抜きにして同じ曲を複数回披露するなんて。”Starry Desert”が、ただのライブではなく一つの舞台だったことが感じ取れるセットリストだと思いました。
レヴュー曲のメドレーはどれも熱くてカッコよくて最高でしたが、もよちゃんの迫力が際立っていました。誰よりも出ずっぱりで歌も殺陣もダンスも大忙しなのに、一切セーブなんてしない全力の歌声。元々もよちゃんの熱量を持った歌声には惹き込まれるとこが何度もありましたが、今回は格別でしたね。愛城華恋の爆発的なキラめきを感じました。
レヴューを観ている間は、アニメでは誰もいなかった地下劇場の客席に座っていたような感覚でした。自分が今何次元にいるのかが分からなくなる不思議な体験。三次元と二次元を、それぞれまた違った角度から追体験させてくれる特別な舞台は、スタァライトにしか出来ないものだなぁと改めて思います。これが多層展開か。本当にすごい作品に出会えました。
アンコール
願いは光になって
この曲良いですよね。いや、スタァライト楽曲はどれも良いんですけど。
この曲って舞台少女達が抱えている燻りが綺麗に昇華されるハッピーエンドソングじゃないですか。アニメで苦しくなるたびに、「願いは光になって」エンドにしてくれ……と思っていました。
これをライブのエンディング後、アンコールとして持ってくる粋な計らいが最高です。
約束タワー
1stライブでも使われていた星のステッキを使って、9人でタワーを作る振り付けが好きで好きでもう、本当に好きです。約束タワーじゃん…！！！と熱くなりました。
早くいつでもフルで聴けるようになりたい。でもその頃には連休が終わっている……という、スタァライト版サザエさんシンドロームを感じています。
スタァライトシアター
スタァライトのライブと言ったらやっぱりこれですよね！サビを一緒に踊る楽しさ！最後を全力で明るく締めてくれたので、感情が迷子になったライブも、終演後はに気持ちがスッキリしました。
MCの楽しさも九九組の魅力
九九組のMCってちょいちょい緩くなりますよね(笑)
安定の不安定感を発揮して尺を取りまくるもえぴとか、ひーちゃんの無茶振りでうずくまったり飛び跳ねたりして焦るもえぴとか。
客席とのコール＆レスポンスでは、彩沙ちゃんが自分の意気込みを語って会場がどよめいたり、あいあいが「おいみんなぁ！！！」と叫び始めて「うちのクロディーヌはそんなこと言わない」とたしなめられたり。
お知らせコーナーの危なっかしさなんかは、もはや九九組の名物ですね(笑)
喋っていない時でも目が離せません。
みもりんが「胃が痛くなる」と言っている時、胃が痛いジェスチャーをするチキどんと、お腹をさすってあげるあいあいのおふざけとか。あの二人、他のメンバーのコメントに沿って遊ぶことが多いので、目が足りなくて困ります！
面白いだけではありません。今回大活躍だったもよちゃんがみんなへの感謝を述べると、寄ってたかってもみくちゃにしてもよちゃんを労う九九組。あれが”尊さ”ってやつなんですね……。
しかし、マイクで囲んで取材風のおふざけもして、しっかり和みと笑いも提供してくれる。九九組の仲良しなところが大好きです！
あと、みもりんが心の底から楽しそうなコメントをしてくれることに、なんだか感慨を覚えますよね。
キャスト全員が、ファン以上にスタァライトのことを愛しているんだろうな、と思い嬉しくなります。
改めて、本当にすごいものを見ました！
1stの時は曲数もあまり多くなく、リリイベのようなゲームコーナーで尺を取ったりもしていた九九組が、たったの半年でこんな濃密なライブを……舞台少女の進化スピードが速すぎる。ダーウィンもビックリですよこれは。
もよちゃん始め、みんな頑張ったねぇ〜〜〜なんて、おこがましくてとても言えません。ひたすら感謝あるのみ。
最高のキラめきをありがとう九九組！
もっと「あの曲のあの人のあの歌、あのダンス、あの殺陣が良かった〜」みたいな感想を言いたいのですが、生のステージを前にした興奮で、感情以外のものが消し飛んでしまい、なかなか上手く言えません。それでも結構覚えていたというか、改めて書き出してみると思い出せることもあって、アウトプットも大事だなーと思います。
記憶力に難ありな私ですら、まだまだ書ききれないことばかりです。本当に大ボリューム大満足のライブでした。
はぁ〜〜〜オーケストラコンサート絶対行きたい。
関連記事