相羽あいな生誕祭 ~Happy Thank you 30~の感想レポート後編です。
前編はこちら
④相羽あいなの黒歴史を、本人の解説と共に振り返るコーナー
名前からしてヤバそうなこのコーナー、一言で言えばスライドショーです。
モニターに映された1枚目の写真は……
[病院のベッドに寝ている赤ちゃん]
解説:生まれたてほやほやの相羽ですー。北海道生まれだからね、雪印って書いてあるの(ベッドについているタグ)。
そう、このコーナー、相羽あいなさんの成長記録を写真で振り返るコーナーだったのです。
このイベントの一週間前に、ツイッターで出生時刻を大公開していたあいあいですが、ここでは写真まで。
まさか自分以外の人間の出生時刻を知ることになるとは……しかもそれが推しのものだとは……と人生の不思議を感じていたら……。
なんだこれ!?親戚一同会しての誕生日パーティーか!?!?
とにかくたくさんの写真が紹介されていたので、一部のみ、順不同で書いていきます。
[キティちゃんの四輪おもちゃに乗った幼女(金太郎風の前掛けをしている)]
解説:これは○歳の時ですね。でも待って、なんで金太郎なん!?性別違うやろ!なぜかね、男の子みたいに育てられたんですよ。
[キッチンでマイクを持って歌う幼女]
解説:大人のTシャツとおばあちゃんのスカートで衣装を作って、よく家でライブをしてました。この右側見て、小麦粉がこぼれてるの。これ多分おばあちゃんのしわざ。
うちのおばあちゃんほんと天然で、この前のスタァライトの舞台が北海道でもライブビューイングやってたから、おばあちゃんも観に行ってくれたみたいなんですよ。でも観終わった後に「どこにいたの?」ってお母さんに言ったらしくて。おばあちゃんのスタァライトの記憶の中に孫はいないみたいです。
[歌っているおめかし幼女]
解説:エレクトーンの発表会をグループでやって、私はロックな感じの衣装を着たかったんですけど、他の子のお母さんたちが「こういうやつの方が」って言ったから、ぶりぶりの衣装を着せられてムスッとしてる写真です。でも頭の飾り見て?Roseliaみあるでしょ?
[鼓笛隊の衣装を着た幼女]
解説:この衣装見てください。ハロハピ!相羽は元祖ハロハピです!(りなってぃさん「腕に包帯巻いてる」)そう、ちょっとね、生傷の絶えないハロハピです。
[腕を吊っている幼女]
解説:骨折してるのに嬉しそうだな……。
※この骨折エピソードもだいぶ面白かったんですけど、今回は内緒にしておきます、なんとなく(笑)
~小学生くらいの頃の写真~
前後の印象が強かったせいか、残念ながらこのあたりは記憶が曖昧です……。
この頃からだんだん今の目力が出てきていました。
自転車で遠くまで行ってしまったり、男の子とレンジャーごっこをしたり、というやんちゃな子供だったそうです。ちなみに世代はカクレンジャー。
[THE・JK](会場がざわつく)
解説:これは高校の卒業式の時。海が大好きでよく行ってたから、こんなに黒く。サーフィンとかやってた。色が黒すぎてあだ名が「○○○(某色黒芸能人)」だった。
(くどはるはこのギャルあいあいの方が好きらしく、戻しなよ、と言ってきたそうです)
[銀魂の銀さんスクーターにまたがるラフな格好のあいあい]
解説:北海道に展示されてたから写真撮ってもらったの。銀魂が大好きで。このスクーター欲しかったんだけどね……免許が……。
[ウェットスーツを着たあいあい]
解説:これはもう上京してる頃。神奈川で子供に水難救助法を教えるボランティアとかをやってました。(りなってぃさん「じゃあ溺れても助けてもらえる?」)多分!
[プロレスラー時代の宣材写真]
解説:分かる人いるかなー。これ、ファイナルファンタジーのリュックなの。プロレスの衣装って自分で決めることもあるから、どうしてもこの格好がしたくて。自分に銃を突き付けてるのは、「何も怖くないぞ!」っていうアピールです。
※この写真はネットで探せば出てきます。
~響所属以降の写真~
月ブシTV、ヴァンガード、Roselia、けもフレ、スタァライトなど。
時期の見分け方は「前髪の有無」。
けもフレの衣装は時期によって厚さが違ったそうです。最近は厚めだとか。
スタァライトの写真は30になった現在の相羽あいな、ということでコーナーが終了しました。
基本的に写真も解説内容も昼夜でほぼ同じ。夜はPPPメンバーにもらったという野獣フェイスパックをつけたものすごい写真が追加されていました。
⑤キャラカラオケコーナー
歌いながら指定された歌手のものまねをするという、普段からやっている遊びから生まれたらしいコーナーでした。
「一緒にカラオケに行きたい」という声や、ファンの中にも推しのキャラクターがそれぞれいると思うので、それに応えられるように、と企画されたとのこと。
昼の部は「ようこそジャパリパークへ」、夜の部は「BLACK SHOUT」を、モニターに表示される役の声で歌ってくれました。
友希那さんの良い声で「Welcome to ようこそジャパリパーク♪」とか、なかなか不思議かつレアな体験でした。
「安城トコハ」「イワビー」「湊友希那」「西條クロディーヌ」までは見事な歌い分けでしたが……
後半では響声優や他人のキャラが指定され、パニックになりながら次々とものまねが披露されていきます。
最期の方ではもはや歌を放棄して、その人っぽいセリフを言うだけになったりして、大爆笑でした。
似ていたのは「橘田いずみ」と「三森すずこ」。
特にみもりんは、個人的にビックリするくらい似ていたと思いました。ユニバーページ辺りならかなり良い線いきそうなので、いつか歌ってみて欲しい。
歌を放棄していて面白かったのは、以下の4役。
「伊藤彩沙」…「おなかすいたー」
「森嶋秀太」…「え!?森嶋さん!?……バディファイト!!(低音ボイス)」
「氷川紗夜」…「湊さん!湊さん!」
「天堂真矢」…「無理だよー!!!!」
ものまねは大暴走でしたが、本人が演じている4役は全然声色が違い、かなりハッキリ演じ分けてるんだなぁ、と改めて思いました。
⑥秘蔵映像鑑賞コーナー
これはりなってぃさんがHiBiKi StYle制作担当からぶんどって貰ってきた未公開シーンでした。
映像が荒れていたりしていてお蔵入りしたものを、この日限定公開。もう世に出すことは無い、とのこと。
ラッキー。
放映された映像は
・楽屋で仕掛けられたドッキリの隠し撮り
・イベント後の移動中に仕掛けられたドッキリ
・みころんにドッキリを仕掛けたらやり返された動画
・響ファンクラブ生放送終了後のドッキリ
・HiBiKi StYle一人デート回のカットシーン
の5本。驚かされてばかりですね……リアクションが良いばっかりに……。
楽屋でのドッキリは、響メンバーと一緒に楽屋へ戻りながら踊る姿が隠し撮りされていました。カメラが回っていなくても常に楽しそうな姿が見られて安心(?)しました。最後はドッキリに怒ったあいあいがカメラを奪いにきたことで映像が乱れて終了。
移動中のドッキリは、持っていたスマホにいつの間にか虫のオモチャが仕掛けられていたもの。(多分)みころんに時間をたずねられてスマホを確認した途端、悲鳴を上げスマホを放り出し、床にうずくまっていました。「スマホ買い換えたばっかりなんだけど!!」と怒るあいあい。
響ファンクラブでのドッキリは、サインを書いている所を撮影されていると思って油断している酔っ払いあいあい。またまたスマホに虫のオモチャをしかけられていました。このドッキリでは、珍しく悲鳴を上げずに固まるパターンでした。恨めし気にカメラに向けた上目使いが、正直めちゃくちゃ可愛かったですね……。
一人デートのカットシーンは、アヒルボートの制御を失い木に突っ込むシーンと、その後スタッフさんに救出されるシーンでした。本編は公式チャンネルで見られます。関西弁がたくさん聞けます!あいあいファン必見!→(HiBiKi StYle 妄想デート回)
⑦抽選会
チケットの半券を使用しての抽選会。当選者にはサイン入り撮り下ろしチェキがプレゼントされました。
ドッキリ動画を見た後に箱が差しだされたので、「そうそう、こういう箱に虫が入ってて……」と警戒するあいあいに、「半券ぶちまけられたら困るからやらないよ」と、りなってぃさんから突っ込みが。
⑧ライブコーナー
今度は本気の歌。昼の部は「Red fraction」と「残酷な天使のテーゼ」、夜の部は「シャルル」と「紅蓮の弓矢」。
どれもガルパでカバーしており、ライブでは未披露の曲。バンドリーマー大喜びなセトリでした。
私はBLACK LAGOONが好きなので(あいあいと一緒!)、Red fractionをフルで聴けたのが一番嬉しかったです。楽曲最後の高音パートを控えた後奏での、「行くぞ……!」と言いたげな気合を感じる目が堪りませんでした。高音めちゃくちゃ痺れた~!
残酷な天使のテーゼは、これを木谷さんの前で歌って響に入ったとも言えるらしく、特に思い入れが強い曲だそうです。
シャルルは元曲を知らないのですが、音の跳躍がすごい曲ですよね。生歌でも健在の高音はさすがでした。
紅蓮の弓矢は夜の部のラストということもあり、この日一番の大盛り上がり。客席も叫びまくりました。激アツだった中、煽っても煽っても客席に声をかけても、一向に終わらない長い間奏に戸惑う様子は可愛かったです(笑)
「後ろの人もステージが見られるように」というスタッフさんの気遣いで座ったままでのライブとなりましたが、めちゃくちゃ盛り上がりました!座ったままのライブ文化が広がると良いなぁ……と密かに願っています。
今回のイベントではペンライトを持っていかなかったのですが、手持無沙汰になんて一切ならず、全力で拳を突き上げていました。さすがあいあい、客席を煽って盛り上げるのがお上手!
前編で書き忘れていたのですが、オープニング時に会場全員で乾杯をしました。ライブコーナーで喉を潤すために、その時のお酒と泥水(※中身は漢方入りのドリンク)、どちらを飲もうか一瞬迷ったあいあいは、残りのお酒をグイッと傾けて客席から拍手、なんてシーンもありました。
このライブコーナーをもってイベントは終了。
夜の部では客席から「えーーーーー!」「ヤダーーーー!」と声が上がりました。
これだけなら定番の流れですよね。
問題はこの後ですよ。
相羽「私もヤダー!……泊まる?」この言い方!!圧の欠片も無い!!ただひたすらに可愛い!!
「朝まで飲んじゃう?」なんて言っていると、「明日この会場りみりんが使うんだからダメ」と、りなってぃさん。
酔っ払いが散らかってたら困るでしょ、ということで、大人しくお開きになりました(笑)
⑨お見送り
最後はステージ上で一人一人お見送りをしていただきました。彩沙ちゃんの個人イベントの噂を聞いていたので、もしかしたらと思っていたのですが、予想通り、手紙やプレゼントがあれば手渡しOK!逆お渡し会!
入場前にプレゼントボックスに入れてしまった人もいたのですが、直接お渡ししたい方は取りに来てくださいというスタッフさんからの気遣いもありました。
超盛りだくさんな内容、逆お渡しができる上に、時間も結構長めのお見送りで、最初から最後まで大満足のイベントでした。
なかなか突っ走った企画もあったためか、「嫌いにならないでね」「なんか違うなと思ったら途中で帰っていいからね」「帰られちゃったら……残念だけど仕方ない!」と冗談交じりに言っていましたが、むしろこのイベントで、あいあいのことが更に好きになりました。
イベント終了後、あいあいがツイッターで「ファンの方のマナーが良いとスタッフさんに褒められた」と、なんともオタク冥利に尽きるツイートをしてくれていたのですが、本当にその通り。
開演前には、アンケートQRコードが読み取れない人に、前方でタブレットを持った人がモニターの写真を撮り、後ろの人に読み込ませてあげている方がいたり、
真ん中の席に座っていた男性が同じ列の女性に次々と中央寄りの席を譲って端まで移動していたり(私も譲っていただきました。本当に感謝しています)、
ドリンクオーダーのために前を通ろうとするとわざわざ席を立って道を空けてくださる方がいたり、
公演中にぶつかってしまっても「全然大丈夫ですよ!」と笑顔で許していただいたり……。
スタッフさんも、開場時間を過ぎても整理番号が抜けていると少し待ってくださったり、
メニューに無かったけれど「あいあいが飲んでいたのと同じお酒ありますか?」と聞くと特別に作ってもらえたという噂も聞きました。
たくさんの厚意に溢れていて、“圧”というより“厚”全開なイベントでしたね!