音楽が非常に魅力的な少女☆歌劇レヴュースタァライト。そのCDが2種類に分けられることはご存知ですか?
スタァライト関連のCDは、ポニーキャニオンとブシロードミュージックの2つのレーベルから販売されているのです。
ポニキャンCDとブシミュCDの違い
見分け方は、品番の頭文字。
PCCGで始まるのはポニーキャニオン、
BRMMで始まるのはブシロードミュージックです。
1stシングルのStar Divine、2ndシングルのスタァライトシアター、アニメのOP&EDである星のダイアローグとFly Me to the Star、5thシングルの約束タワー、6thシングルのStar Diamond。アニメの劇中歌アルバムとサウンドトラック。それからスタリラの楽曲。
これらは全てポニーキャニオンレーベルから出ています。
ブシロードミュージックから販売されているのは、舞台1stシングルの99 ILLUSION!と舞台2ndシングルの百色リメインの2枚。
ジャケットを見比べてみると、
ポニーキャニオンのCDはアニメ関連、ブシロードミュージックのCDは実写キャストです。
ブシロードミュージックから出ているCDは「舞台1stシングル」と銘打っているだけあって、舞台版スタァライトに沿った楽曲となっています。舞台はキャストが前面に出るコンテンツですから、ジャケットも実写にしているのかもしれませんね。
それと、スタァライトにはもう一つ、BRCGで始まる品番のCDがあります。
これはポニーキャニオンがイベントや自社通販限定で販売する特別なCDにつける品番です。
これに該当するのは、Star Divineと同時期、舞台#1の物販で発売されたプリンシパル-Fancy you-と、2019年夏のコミケで発売されたインストアルバム「ラ レヴュー・オン・ボワット」です。
ここに分類されるCDは、基本的に一般のショップには流通しません。きゃにめの通販かイベント会場物販でのみ入手可能です。
2019年夏コミ最終日現在、インストアルバムの後日販売情報は出ていませんが、今後きゃにめやイベント物販で販売されるかもしれません。
プリンシパルも「限定」と銘打ってかれこれ2年以上販売し続けているので、インストアルバムもそうなるのではないかと読んでいます。
実際は分かりませんが……ポニキャンを信じましょう……。
作詞担当が違う
ポニーキャニオンから発売されている楽曲は、現時点では全て中村彼方さんが作詞をされています。
スタァライトといえば中村彼方さん!九九組の母!と思いがちですが、
ブシロードミュージックから発売されている2枚のCDに収録されている楽曲は、中村彼方さん作詞ではありません。
ブシロードミュージックから出ている楽曲は、三浦香さんらが作詞を担当されています。
この方は、舞台版 少女☆歌劇レヴュースタァライトの脚本家です。
舞台版シングルは舞台のストーリーに沿った歌詞になっているので、ポニーキャニオンレーベルの楽曲とは少し毛色が違いますね。
レーベルの違いから予想されること
CDの取り扱いだけでなく、キャスト出演イベントの主催も2種類。
舞台はブシロード 、ライブはポニーキャニオンがメインで担当しているようです。
これが何に関わってくるかといいますと、ライブのセットリスト予想やイベントの申し込み等です。
セットリストで違いが顕著に出るのは、ブシロードミュージックから発売されている楽曲。
2019年7月に上演された舞台#2 rivivalのライブパートでは、99 ILLUSION!とGreen Dazzling Lightと百色リメインとBright!Right!の4曲が歌われました。
しかしこの4曲は(百色リメインは2019年4月発売なので当然ですが)、ポニーキャニオン主催のライブやリリースイベントでは現時点で一度も歌われていません。多分。記憶違いならごめんなさい。
2ndライブはレヴューの再現、次のライブはオーケストラと、スタァライトのライブは特別な演出を組み込んでいるので、舞台版の世界観を入れる隙が無かっただけかもしれませんが、
ポニーキャニオン主催のライブでは、ブシロードミュージック楽曲はなかなか聴けない可能性が考えられます。
イベントの主催も違う
先程も少し触れましたが、スタァライトのイベントはブシロード主催のものとポニーキャニオン主催のものに分かれます。
我々舞台創造科がこの違いを意識しておくべきところは、イベントの申し込みやチケットの受け取り方法です。
ブシロードが主催する舞台のチケットは、チケットぴあやイープラスなど、様々なプレイガイド経由で販売されます。そのため、発券もプレイガイド経由。期間中自分のタイミングでコンビニ発券したり、事前に同行者に預けるために発券番号を教えたりといったことが可能です。
一方ポニーキャニオン主催のライブは、現在まで全てきゃにめでの販売。チケットはライブが近くなってからの宅配です。
これに悩まされる人もいるようです。
家を空けるため受け取れるか不安、どうしても行けなくなりチケットを譲る際に時間の余裕が無い、など。
しかし、ポニーキャニオンのチケットはコンビニ発券の無機質なものではなく、ライブのキービジュアルや特別デザインのものなので、記念品としてとても嬉しい仕様です。
ついでに、ポニーキャニオンのチケットは当選後に支払い方法を選択して購入する形式だったりと、なかなか他とは違うシステムですよね。
イベントの申し込みについても色々と傾向や考えるところがあるのですが…………それは秘密です。
席の確保はオタクにとって非常に重要な戦いですからね。知ってる人は少なくないでしょうが、情報は武器。
この記事を読んでくれている人は同じ舞台創造科の同志だと思いますが、同時にチケットや参加券を奪い合う関係でもあるのです。
仲間?いいえ、私たちはライバルって、舞台少女達も歌っていたでしょう。舞台少女たちはぶつかり合って絆を結んでいきますが。
連番に入れてくれるなら何でも教えるよ😉