朗読劇「百合と薔薇」を語りたい(完全ネタバレ注意)

Reading Stage「百合と薔薇」がなかなかに破壊力のある作品だったので全百合オタクに知って欲しいのですが、朗読劇なので劇場に足を運んだ人しか観られない、映像化もあるか分からない。なので、布教が出来ない。つらい。
私に出来るのは内容を語ることくらい。それしか出来ないのならそれをするまで。

ということで、百合と薔薇とはどんな物語だったのかをここに書いて発散します。かなり端折っていますし、曖昧な部分も多いですが、シチュエーションだけでも誰かに刺さって欲しい。薔薇目当ての方は「美人」をイケメンや色男に変換して読んでくださいね。
しかし、全公演が終了したとはいえ、完全にネタバレになりますので、再演や映像化を信じて待ちたいという方や、半端な記憶の書き起こしは嫌だという読まないでください。また観られる可能性があるかはわかりませんが……私も望んでいますが……。

概要

百合と薔薇とは、端的に言えばSF同性ラブコメディです。
女性4名で演じる百合組公演と男性4名で演じる薔薇組公演とで、(多分)同じ内容が上演されるという斬新な舞台でした。薔薇組公演の方は観ていなのですが、登場人物の名前が男女どちらでも違和感の無いものだったので、同じ脚本だったのではないかと思います。
また、朗読劇と銘打っていますが、めちゃくちゃ動きます。ステージに用意された椅子なんてほとんど使われていませんでした。台本を手に持っているだけで普通の舞台のようでした。つまり、百合的ドキドキシーンも全て目でも堪能出来てしまったのです。

ではそろそろ肝心の内容を。

登場人物

舞台は病院。社会人百合です。最高。
主人公は天野ヒカル。口数が少ない若手美人外科医です。最高。推しです。
そんな天野先生にマシンガントークを仕掛けてくる、お喋りおばちゃん看護師、五所川原シノブ。
五所川原さんに天野先生が絡まれているところに現れたのは、明るいムードメーカー、研修医の柴崎アキラ。
3人が休憩中に見ていたテレビの向こうでインタビューを受けている、複数の男性との噂が絶えず魔性の女と称される人気アイドル、夏目ユウキ(通称ユウキャス)。
この四人と、とにかく濃すぎる脇役とで物語は展開されていきます。
どこからどこへ矢印が向いてくのか、何も分からないまま始まった舞台だったので、ドキドキワクワクでした。

物語の全容

お喋り看護師と、芸能人の恋愛報道に興味津々の研修医に挟まれてワイドショーを眺める休憩時間。なんの変哲も無い職場の日常から物語が始まりました。
その後場面は変わり、終業後のロッカールームへ。帰り支度の最中に出くわすヒカル先生とアキラ先生。仕事が長引いて遅くなったのか?とヒカル先生が声を掛けると、アキラ先生は何やら歯切れの悪い返事。一言二言会話をしていた時、アキラ先生のお腹が盛大に鳴り、本人は「オナラしたと思われたらどうしよう」と焦ります(笑)百合と薔薇、かなりギャグ多めで笑えました。
ちゃんとお腹の音だと認識したヒカル先生は、話したいことがあるから、と、アキラ先生を食事に誘うのでした。

二人がやってきたのは、良い感じの雰囲気で個室のある居酒屋。

ここで百合物語が動くのか!?と思いきや、客の肘に料理を乗せたりするものすごく濃いキャラの店員さんと、めちゃくちゃなネーミングの料理によって、良い意味で台無しになります(笑)牛の踊り食いとかなんとか…。
気を取り直し、話したいことは何かとアキラ先生が促すと、少し言い淀んだ末にヒカル先生が尋ねます。

「柴崎先生、口は堅い方?」

これを聞いたアキラ先生、突然妄想の世界へ……。
口、つまり唇の固さを聞かれている、そしてそれを確かめるためにヒカル先生が徐々に距離を詰めてきてーーはい!ありがとうそしておめでとう!この人ガチです!!
突然固まってしまったアキラ先生に、改めて、秘密は守れるかと尋ねるヒカル先生。現実に帰って来て肯定するアキラ先生に、ヒカル先生が零します。

「病院の屋上でUFOを見たの」

クールな美人外科医かと思いきや、天野ヒカル先生はオカルトマニアでした。しかも怖がりの。
アキラ先生を個室に誘い込んだのは、病院に流れる心霊現象の噂を確かめたいけれど、一人では怖いので一緒に来て欲しいとお願いするためでした。
アキラ先生を指名した理由は、「そういうの全然気にしなさそうだから」。
フラグはポッキリ折られたものの、アキラ先生としては、二人きりになるチャンスを得たわけです。やったね。

お店を後にした二人。

アキラ先生はお酒が弱かったらしく、フラフラで呂律も回らないベロンベロン状態です。夜の街を歩く酔っ払いとそれを介抱する女性二人、良いですねぇ(個人の感想)。
ふと、ヒカル先生が街中で一人の女性に目を向けます。それは、昼間話題になっていた魔性のアイドル、ユウキャスでした。
普通ではなさそうなユウキャスの様子が気になり声を掛けると、横にいたアキラ先生が大はしゃぎ。
サインを強請るアキラ先生と、酔っ払いですみませんと宥めるヒカル先生に押されたものの、サインを引き受けてくれるユウキャス。先生二人のやり取りを見て「羨ましいな」と呟きます。なんだか影のあるアイドルです。
ユウキャスがサインを書いてくれている間に、酔っ払いアキラ先生は橋の欄干で爆睡。どういうことなの……。そんな状況にヒカル先生がお礼とお詫びを重ねていると、ユウキャスから衝撃の要求が飛び出します。

「今ここで、私とキスしてください」

突拍子も無い上に、相手は人気アイドル。しかも熱愛報道の絶えない人。
当然ヒカル先生は戸惑います。誰かに見られたら困るのでは、というヒカル先生の言葉を「見せつけてやればいいんですよ」「ちょっとだけ我慢して」と遮り、ユウキャスは強引にヒカル先生の唇を奪いました。
突然の非日常的な出来事に混乱しながらも、モノローグでは「天にも昇る心地」と語り、完全に新しい扉を開かれてしまっていたヒカル先生……。
衝撃の展開は、これだけでは終わりません。なんだかすごい状況になっている三人の元へ、車が突っ込んで来たのでした。

時間が流れて事故から数日後、ずっと眠っていたヒカル先生が目を覚ましました。

そこへやってきたのは、相変わらずテンションが高いアキラ先生。橋の欄干にいたおかげで事故を免れ(川には落ちたものの)無傷だったため、ヒカル先生担当として一足先に職場復帰していました。
ヒカル先生は、同じ事故に遭ったユウキャスもこの病院に入院していると知り、お見舞い?謝罪?に行きます。
ユウキャスの病室に入ると、とても親しげに会話をし始めるアキラ先生とユウキャス。ヒカル先生が眠っていた間に仲良くなっていたのでした。
しかし、お見舞いに芸能人がたくさん来るとミーハー全開なアキラ先生が発した何気無い言葉(詳細は覚えていません……)がユウキャスの地雷を踏み抜き、怒らせてしまいました。

場面は変わり、満月の夜、ヒカル先生の病室。

先生達は、二人で食事に行った時にした約束のことを思い出します。
病院に流れる「満月の夜に外科病棟のトイレから女がすすり泣く声が聞こえる」という噂。いざとなると尻込みするヒカル先生を説き伏せて、肝試しが決行されました。
ビビりまくりでアキラ先生にしがみつきながら歩くヒカル先生(可愛い)。
もう少しで噂のトイレに着く、というところで、ヒカル先生が他の噂を思い出してしまいます。
外科病棟のとある病室は「出る」らしい。そしてその病室は、件のトイレの手前にある。
一日に二つの心霊スポットはキャパオーバーだとヒカル先生が喚いていると……………出ました………………………

五所川原さん。

突然の五所川原さん登場に驚いたヒカル先生は、腰を抜かしながら失礼な悲鳴を上げます(顔のおかしさを嘆いて死んだ霊とかなんとか……詳細は覚えていませんがめちゃくちゃ笑いました)。
それはともかくとして、夜の病棟をうろつくヒカル先生を訝しむ五所川原さんと別れると、いつの間にかどこかに隠れていたらしいアキラ先生が戻って来ます。一人にされたヒカル先生、もちろん怒ります。
この場面の前と後、どっちだったのか記憶が曖昧なのですが、いざ心霊スポットを前にして怯えるヒカル先生を、アキラ先生が抱きしめて宥めるシーンがありまして。
いつもはボケ側のアキラ先生が、もう大丈夫と言うヒカル先生に対して「まだ心臓が早いみたいだけど?」とイケボで言うんですよ。アキラ×ヒカル、良いやん。

なんやかんやあったものの、問題のトイレに辿り着きました。すると、聞こえて来ます、噂のすすり泣きが……。そして、笑いを忘れない百合と薔薇の脚本。二人は自らを奮い立たせるために歌い出します。
夜の病棟の廊下で大声で歌う女二人。そりゃ迷惑ですよね。トイレに一番近い病室の入院患者、ユウキャスにうるさいと怒られました。
肝試しをしていたと白状して反省する先生達は、ユウキャスの目が赤いことに気付きます。すすり泣く声の主はトイレの幽霊ではなく、ユウキャスだったのでした。
はぐらかそうとしたユウキャスでしたが、相手は医者。泣いていたことは隠し通せません。観念して理由を話すために、三人はユウキャスの病室へ集まりました。

(アキラ先生はともかく)ヒカル先生は良い人だから、と、ユウキャスが抱えていた悩みと秘密が打ち明けられます。

ユウキャスは何かと先生達の仲の良さを羨んでいたのですが、その理由は女友達がいないから。それは魔性の女だからではありません。ユウキャスとの熱愛疑惑が噂されていた男性達は、全員同性愛者らしいのです。そして、ユウキャスも同じく同性愛者で彼女がいます。彼女に気を遣って、何も起こり得ない男友達とだけ交友を持っていたのです。
これには「あ!そっち!?」と驚くヒカル先生。一方アキラ先生は「同じ匂いがするけど?」とユウキャスに見破られ、それを認めていました。
三人が橋で出会った日、ユウキャスは関係が崩れ気味だった彼女と喧嘩をし、当てつけとしてヒカル先生にキスをしたのだと真相を話しました(寝ていて知らなかったアキラ先生に衝撃が走る)。
諸々を知ったヒカル先生は「私にはそういう恋愛は理解出来ない」と正直に述べます。ドキッとしましたね。良い意味ではなく。
でも、それで終わらないのがヒカル先生の魅力。

「理解が出来ないから肯定は出来ない。だけど、理解が出来ないから否定もしない」

「人それぞれだよね」と単純に肯定するのとは違う、個人の気持ちとしての答え。認めるとか認めないとかじゃないんですよね。ヒカル先生、めちゃくちゃ誠実で良い人なんですわ……好き……。
この夜を経て、同じ事故に遭った仲間として(?)絆を深めた三人でした。

場面は変わり、しばらくを経た病室。

全治三ヶ月(だったと思います)と言われていたヒカル先生とユウキャスの退院予定日が延期されたようです。五所川原さんは、二人の様子を見に行き、それぞれに声を掛けます。
ネタキャラ枠の五所川原さんですが、入院しているヒカル先生とユウキャスのことをとても気にかけてくれています。
この先辛いことがあるかもしれないけど私(病院?)は味方だから、怪我は外だけじゃないこともあるから、と。

(この辺りからシーンの順番が曖昧です)

ある日、アキラ先生がユウキャスに相談事を持ち掛けます。それは「ヒカル先生にもう一度UFOを見せてあげるために協力して欲しい」というもの。
これを承諾してくれたユウキャスの芸能界のツテを使って、UFOを作って病院の上に飛ばす計画が始まりました。
そして、計画が成功したらアキラ先生がヒカル先生に告白する、という流れに。今の関係を壊したくないから気持ちを告げるつもりは無い、と言うアキラ先生に対し、ヒカル先生は差別しなさそうだし(そうなの〜そういうところが好きなの〜と惚気るアキラ先生)、言わなきゃ何も始まらないと促すユウキャス。

一方のユウキャスは、入院中一度もお見舞いにすら来てくれない彼女へ連絡をしてみます。仕事で地方にいるからと言う彼女。自分のことより仕事を優先されてしまった上に、ヒカル先生とのキスを見ても何とも思わなかったと告げられ、完全に破局へと向かいました。

着々とUFO作戦を進めていくアキラ先生とユウキャス。

UFOの手配は舞台の大道具関係の人に頼むことでクリア。資金はアキラ先生金持ち疑惑が浮上してOK。病院の上に物を飛ばす許可も、ユウキャスがアキラ先生の頼みだからと伝えると、偉い人にも顔が利くという五所川原さんがなんとかしてくれることになります。

(どの時系列なのかハッキリ覚えていないのですが、ヒカル先生がUFOに思い入れがある理由についても語られました。初めての手術の日に父が亡くなり、その時に病院の屋上で見たUFOは父が見せたものだろうと思ったから。UFOなのになぜか武田鉄矢の顔が頭から離れなかったというギャグも添えて。カップ麺繋がりで、やたらと赤いきつねと緑のたぬきが推されていました。)

時は流れ、ついにUFO作戦決行の日。

病院の屋上に呼び出されたヒカル先生は、バレバレの下手くそ演技を繰り広げるアキラ先生&ユウキャスを見て、何か企んでいることを察します。が、ひとまず乗ってあげることに。
作戦が成功したら告白するはずだったアキラ先生ですが、決行前から良い雰囲気になっていきます。ヒカル先生の肩に頭を預けちゃったりして。あれで付き合ってないんだから尊みの極みですよほんと。
何かと距離が近いアキラ先生に対して、嫌がらずに「それがアキラ先生の普通なんだよね」と、寛容さが溢れ出すヒカル先生。
それに対して「普通じゃありませんよ。ヒカル先生だから……」とアキラ先生。
もしやこのままアキラ先生は告白してしまうのでは…?というドッキドキのタイミングで、ユウキャスの合図によりUFOが現れます。これにはヒカル先生大興奮。隣にいたアキラ先生に「見て!」と声を掛けますが…………アキラ先生はいなくなっていました。
そこへ慌てた様子でやって来た五所川原さんの言葉で、大どんでん返しが起こります。

アキラ先生は橋での事故で重傷を負い、今も入院している。

ヒカル先生とユウキャスが入院生活で一緒に過ごしたアキラ先生は、他の人には見えていなかったのです。周りからは二人が事故のショックで幻覚を見ていると思われていた。
アキラ先生の温もりを確かに覚えているヒカル先生も、仲良くなったアキラ先生との日々を思い返すユウキャスも、突然告げられた事実を受け入れることが出来ません。そんな二人を、五所川原さんがアキラ先生の元へ連れて行きます。

重篤な状態のアキラ先生は、二人の呼び掛けに意識を取り戻し、UFOはどうなったのかとユウキャスに尋ねます。

二人が過ごしたアキラ先生は、不思議なことに確かに本人だったことが分かりました。しかし、直後に危篤に陥ります。
不穏な音を上げるアキラ先生のバイタルサイン。その時、ヒカル先生は自分の中で密かに育っていた想いに気付きます。

「アキラ先生、口は堅い方?」

完全にギャグだったアキラ先生の妄想シーンが、まさかここで現実になるとは。
唇の固さを確かめてあげる、とアキラ先生の妄想そのままのセリフと共に、ヒカル先生がアキラ先生に…………(このシーン、百合版では台本で顔を隠すのですが、薔薇版では実際にしていた回があったという噂)。
想いを伝え合い、アキラ先生は満足気に息を引き取りました。
この最期もね……なかなか深くて……アキラ先生は偏見を持たずどんな自分でも真っ直ぐ見てくれるヒカル先生の誠実なところが好きだって……マイノリティである自分達にとって、ヒカル先生の誠実さは嬉しかったって……はー、その辺への切り込みもしっかりやってきましたね、百合と薔薇。

静まり返る病室、に、UFOが現れます(!?)。

こんなイタズラをするのはアキラ先生しかいない、と、ヒカル先生とユウキャスはアキラ先生への別れの言葉をUFOに向かって叫びます。
赤いきつねと緑のたぬきが光るUFOへ(?)。まさかのシリアス展開で視界がボヤけていたところにぶち込まれるギャグに、もう感情がぐちゃぐちゃでした。
しかもなんとまあ、ユウキャスは一緒に過ごす日々の中でアキラ先生のことが好きになってしまっていたことが、ここで明かされます。
怒涛の展開でした。伏線に気付いたり、登場人物の言動の裏を考えずにはいられなくなったり。完全に落とされました。

その後のエピローグ。

色々とあった後、ヒカル先生とユウキャスは同居することになっていました。
相変わらずのオカルト好きで、カッパ探しにユウキャスを連行する気満々なヒカル先生。そしてその報告を、アキラ先生の遺影に語ります。
まさかこの二人が最終的にくっついたのか!?と思いましたが、特に二人が深い仲になった訳ではないようです。これもまた一つの「パートナー」の形なのかなぁ、と多様な関係性を感じました。

しみじみと結末を噛み締めていると、なぜか二人の家に乱入してくる五所川原さん。更に、遺影から飛び出してくるアキラ先生。
あなたがオカルトになってどうするの!!と、明るい不思議で物語は締め括られました。


以上が百合と薔薇の内容です。
あくまで恋愛模様部分を抜き出しただけで、これ以外に大量のギャグとギャグと更にギャグとドキドキとギャグとギャグがありました。とても語り切れません。

また、演じるキャストによって登場人物の雰囲気やストーリーの感じ方がだいぶ変わったようです。
私が観劇したのは、6月6日の相羽あいな・寿美菜子・伊藤純奈・野口かおる回。
相対的に小柄で可愛いヒカル先生、ムードメーカー的なポジションだけどよく見ると美人系のアキラ先生、背が高くてスタイルの良いモデル系アイドルのユウキャス、安心と信頼の五所川原さんという面子でした。
他の回のキャスト写真を見るとヒカル先生が全世界の女を抱いていそうな風貌だったり、アキラ先生やユウキャスが可愛さ極振りな感じだったり。それぞれの組み合わせによって、かなり違ったんだろうなぁと。なぜ一度しか観劇しなかったんだろう……。

いやーーでも6月6日の回は最高でした!推しが女医役!!サイコー!!!

百合オタクとしても、(恐らく)年下の高身長モデル系アイドルに唇を奪われてしまう美人女医とか!!!破壊力〜!!!
多分、私が見た回のヒカル先生は百合組公演の中で一番ネコネコしかったんじゃないですかね?
とても、良かったです、とても。

私個人の感想としては、相羽あいなさんが白衣を着て登場し女医役だと分かった時点で200点満点。そこへ更に面白いストーリーとギャグの畳み掛けで無限に追加点でした。
ちなみに、座席はAブロックの前方ステージ寄りでした。ADブロックはところどころ見切れになってしまう位置で、全体的にはBCブロックが勝ち組な座席配置でしたが、終演後の挨拶でAブロックの前でお辞儀をした後向きを間違えたあいあい&美菜子さんがぶつかりそうになるハプニングがありまして、これがめちゃくちゃ可愛くて一瞬でAブロックが大勝利を収めました✌︎

五所川原さんや幽体アキラ先生の挙動や、どこでヒカル先生とユウキャスの気持ちが動いたのか、どこからヒカル先生は「柴崎先生」から「アキラ先生」呼びに変わったのか等に注目してもう一度観たいと思いましたが、あいあいが演じる天野ヒカルを唯一の百合と薔薇の思い出として刻めたことは後悔していません。

ほんと良かった。ハマり役でした。
だからもう一度6月6日のメンバーの舞台が観たいです。映像化して欲しい……再演もあると尚嬉しい……。

映像化も今のところ無く、台本はおろかグッズの販売も一切無し。あるのは1枚のフライヤーと記憶だけ。なんと儚い……まさに夢のような作品でした。

なんだか近頃日々の生活に疲れていたのですが、百合と薔薇を境にめちゃめちゃ元気が湧いてきましたよ。

本編中の登場人物の心情や、エピローグ後の三角関係の妄想が止まりません。
ストーリーの解釈や他の回を観た人の印象なども誰かと語り合いたいです。

結論:百合と笑いは心身に効く!!

百合と薔薇を語りたい2(解釈と妄想編)

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