劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト舞台挨拶in横浜ブルグ13(第1部)

劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト 舞台挨拶 第1部に参加して来ました。
いつもならもう少し内容を記憶できるのですが、あの劇場版を浴びた後はさすがに頭も胸もいっぱいで細かい言い回しなどを覚えるのは無理でした。何度観ても感情がいっぱいいっぱいになってしまう……。
ということで、こんな感じのことを話されていました、程度の内容ですし、文体もめちゃくちゃで体裁も整えていませんがご容赦ください。
とりあえず早く出しておきたい気分なので……。

舞台挨拶開始

・キャスト登壇
富田「映画観た後にやかましい二人ですみませんねぇ」
相羽「もっと落とした感じで出て来た方がよかったかな?」
真矢風「みなさんこんにちは」
クロ風「映画どうだった?」
と落ち着いたキャラ声で挨拶するも「無理でした!」と、いつも通りの麻帆さん。・四人が登壇
濱さん、写真を撮りたいとのことでカメラ持参。舞台挨拶中に小出さんが話されている様子を撮ってました。

制作スタッフの皆さんへの質問コーナー

【日常シーンの注目、こだわりポイント(回答:監督)】
丁寧に作った。日常を丁寧に描くことで、ふざけたレヴューシーンが面白くなる。
小出「頑張り過ぎて大変な目に遭いました」
監督「日常が丁寧だからこそ、レヴューシーンでなんだこのアニメ!?ってなるでしょ?」

【濱さんに劇場版のロゴデザインについての質問】
実は新しく作ってはいない。初期のロゴ案のうち、先を行き過ぎてるということで没になったもの。
当時の打ち合わせを思い出して出してみると、監督があっさり「いいね」と言って採用。
王冠と星二つだけ監督の要望で足した。
やり過ぎても後付けになってしまうからと、元の案を使った。
相羽「すごい、もはや預言者ですね」
富田「最初の頃を思い出して感慨深くなっちゃった」

【谷さんが原画を担当した中でお気に入りのシーンは?】
谷「ひかりちゃんに揺さぶられる華恋ちゃんです」
幼稚園のシーンはほとんど谷さんが担当しているそうです。
小出「お弁当隠す子が好きです」
監督「あの外ハネはスタジオでも人気です。園児は全員設定画があるからいつか出したい」
谷「ファンの方も話題にしてくれて嬉しいです。頑張った甲斐がありました」
その他、富田&相羽はカスタネットのシーンが可愛いと話題にしていました。

【動物将棋について質問(回答:小出さん)】
映画全体を通してもそうだけど、やるべきことが多過ぎるから、もう楽屋からレヴューを始めるしかない。ACT0くらいの感覚。
最初はネイルをしているとか髪を整えているとかの案があったけど、動物将棋にしたのは、真矢をちゃんと人間にしてあげたかったから。
動物の絵は谷さん、将棋のデザインは濱さん(小出さんにとっては動物将棋コンビ)。
濱「リテイクがすごく多かった」
小出「すみませんでした」
古川「もっとベトナム戦争っぽくしたいからヘリ入れて!プラトーン感が足りない!戦車が違う!みたいにね。オタクだからね」

相羽「動物将棋をグッズ化して欲しい。将棋やったことないけど、あれなら勝てるかな?ひよこって言ってれば勝てるでしょ?」
富田「私をまっすぐ見つめて言うのやめてください」
古川「ルールは将棋と同じだから勝てないと思いますよ」
古川「山田音響監督が収録中に『ルールはどうなってるの?』って言ってた」
小出「ルールのことは黙っておきますが、楽屋に将棋があったらやっちゃうのかな、みたいなところを描きたかったです」

古川「あと、小出くんが『レヴューシーンが続くからキツいっす!美少女のホッとするところ欲しいっす!』ということで入れました。僕は怒涛(のレヴュー)で良いんじゃないかと思ってたけど、小出くんはそういうアンテナ感度が良いから。実際に入れてみたら必要だったなと」

【魂のレヴューについての質問】(※この話は盛りだくさんだったので順番めちゃくちゃです)
劇場も客席もあり、一番役に入り込んで演じているレヴュー。
古川「悪魔に時々相羽あいなの声が出てくるのがお気に入り」
真矢クロのレヴューは3話を担当した小出さんがやるべきだろうということで監督はノータッチ。山田さん(音響監督)にも演者二人にも小出くんに任せると伝えた。他のレヴューシーンの収録では集中していたけど、真矢クロのレヴューでは気が抜けてアフレコ中寝ていた監督。出来上がったのを観て爆笑。
監督はどこを観ても笑ってしまう(凄すぎて?)。特に笑うのはポジションゼロ妨害。小出くんの絵だ!とツボに入るらしいです。

魂のレヴューについては「自分で言うのもなんですけど」と前振りをして、相羽さんから最後の額縁めちゃくちゃ美しいクロディーヌについて質問がありました。
以下、小出さんからの回答です↓

このレヴューでは真矢が色々な役を演じるのを描く必要があった。そのモチーフとして大量の額縁に映し出されるというのが最適だと。ただ、モチーフはその場限りではダメなので、最後にも使わないといけない。だから最後に額縁の中のクロディーヌを入れた。
美しい絵で美しい場面で「美しい」と言わせるの、演出側からしたら嫌だと思うんですよ(監督に話を振り、監督も頷く)、どれだけ頑張って描けば良いんだって。
アニメはどうしても一面からしか描けないけど、クロディーヌから見た真矢はどうだったのかなど、膨らませながら見てほしい。

古川「本来副監督が原画なんかやってる場合じゃないけど、真矢の表情は小出くんがやらなきゃダメだと、レヴュー服に戻ってからはほとんど小出くんがやった。無理です〜って言いながら」
小出「描きすぎて手が痛かったです」
監督や谷さんは、急に小出さんの絵になるのがわかるので(そして凄すぎて)笑ってしまうそうです。
古川「本来は副監督が原画なんてやってる場合じゃないけど、小出くんはキネマシトラスの最強戦力なのでやって欲しかった。動きも盛り上げたいシーンだと思うから」
小出さんフル稼働で大変だったそうですが、真矢クロファンのアニメーターが絶対に真矢クロカットやりたいと言って100枚くらい手伝ってくれたらしいです。
相羽「もう泣きそうです」
富田「アフレコの時から泣いてたもんね、アカンって」
監督「真矢クロは一緒に撮るべきだということでスケジュール調整してました」
富田「舞台人というセリフを見た時は震えました。自分もずっと舞台をやって来たから嬉しかったので」
監督「じゃあ今後は職業を聞かれたら舞台人って名乗ろう」

相羽「真矢が泣いてるのと神の器の鳥が泣いてるじゃないですか。めっちゃ通じ合っとる!って思いました。あれ?真矢からの鳥?鳥からの真矢!」
古川「あの鳥最初は描き込みすぎてめちゃくちゃ気持ち悪かったから調整しました」
(調整前は霜降り肉みたいになっていたそうです)

終演の挨拶

濱「まさに、舞台ってこんなに怖いんだって感じます」
谷「沢山の人が来てくれて嬉しいです」
小出「この仕事をしているとファンの方に会える機会が無いので、今日は来られて良かったです」
古川「テレビシリーズの頃から一緒の三人なので、この三人の仕事へのこだわりを紹介することができて良かったです」
相羽「お話を聞けて、スタッフの皆さんの愛というか執着を感じました」
富田「チケットが取りにくくなっていますが、時間の許す限り劇場に足を運んでください。映画も舞台も、これからのスタァライトをよろしくお願いします」


最後の挨拶では、監督が「仕事運が良い」「スタッフに恵まれた」と言っていたのを思い出しました。
スタッフさん同士がお互いをリスペクトしているのが伝わってきて良かったです。
制作スタッフの方々のお話は、作品を組み立てる目線の内容が多いので、観ている側とは全然世界が違ってすごく面白かったです。
もっとたくさん聞きたいので、こういうイベントも欲しいですし、BDにスタッフさんのオーディオコメンタリーも入れて欲しいですね。
インタビューなんかももっと読めると良いなぁ。

以上、文章ぐちゃぐちゃの即席レポートですが、少しでも伝われば幸いです!

私事ですが、質問採用していただきありがとうございました!深いお話が聞けて嬉しかったです!

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