少女☆歌劇レヴュースタァライトのアニメ放送期間中、4回にわたり視聴者をテンションの迷宮に引きずり込んだ衝撃の生放送、
「真矢クロ ミッドナイトレヴュー」
あの番組に第0夜があったことをご存知でしょうか?
まあ、夜ではなく昼だったんですけど。
少女☆歌劇レヴュースタァライトThe LIVE #1 rivival ブルーレイ発売記念トーク&お渡し会。
開催日は2018年7月16日。
既に4ヶ月以上前のイベントなので詳細までは難しいのですが、記憶を頼りにレポートを残したいと思います。
開場はアニメイト横浜店。
余談ですが、入場待ちで並ぶ階段がとても蒸し暑かったので、今後夏にアニメイト横浜店でのイベントに参加される際は、うちわなどを持っていくことを強くオススメします。
イベントスペース内は空調が効いていて涼しかったです。
イベント参加券は一部店舗での先着配布、当日の入場順は抽選でした。
私が引いた番号は記事のサムネイルの通り。
ちなみに、この抽選券「レビュースタァライト」になっていたんですよね(笑)
座席は1列14席で、ギリギリ最前列でした。
席に着いた時点で、目の前にどちらかが座る椅子があったのです。
あんなに近かったのは初めてだったので、どんな顔でトークを聞けばいいんだろうと緊張していました。
しかし、そんなものは全くいらぬ心配。
笑いすぎて腹筋が痛くなるくらい面白いイベントでした。
くらいというか、本当に腹筋が痛かったです。
会場内のBGMが変わってお二人の登場。
スタァライト関連の入場曲と言えば「Star Divine」か「スタァライトシアター」というイメージだったのですが、
この時は「3・7・5・1・0」でした。
舞台のBD発売記念イベントだから舞台のオープニングだったのか、それとも本人たちの希望だったのか。
もしかしたら後者かもしれないと考えてしまいました。
なぜなら、あいあいが華恋パートを再現し始めたので。
あいあいが気持ちよく華恋パートを演じていると、チキどんが止めに入ります。
富田「あなたは愛城さんじゃないでしょ」
相羽「だってやりたかったんだもん、華恋のパート」
この時は、あいあいのボケにチキどんが突っ込んでいく流れで進行していくのかな、と思っていたのですが……
仕切り直してあいあいがクロちゃんのポーズを決めても、「え?何やってるのこの人?」というような怪訝な顔で隣を二度見三度見するチキどん。
チキどんボケ倒すターンが始まりました。
順番までハッキリとは覚えていないのですが、トークの内容は、舞台BDから二人のお気に入りのシーンを選んでの生オーディオコメンタリーと、告知絡みの話、だったと思います。
オープニングが終わり、席に着く二人。
ステージ上のモニターに映像を映す関係か、椅子同士は結構離れていました。
それぞれに小さなテーブルもあって、その上には台本と飲み物と、椅子にはひざ掛けも。
あいあいはひざ掛けを脚に乗せて落ち着こうとするのですが……チキどんがそれを許さない。
喋りだすと同時に、すぐ立ち上がるんですよ。
そしてそれに合わせて笑いながら立ち上がるあいあい。
この流れが何度もありました。
トークショーなのに、座っていた時間がほとんど無い。
たまに座る時も、チキどんは子供のようにドカッと勢いよく腰かけるので、
椅子ごとステージから落ちるのではないかとヒヤヒヤしました。
生オーディオコメンタリー
[華恋とひかりが歌いながらすれ違うシーン]
チキどんチョイスのシーン。
ここを選んだ理由は、「近くにいるのに気持ちはまだ離れてしまっている二人の関係が分かるから」といった感じのもので、なるほど深い!と思ったのですが……
そのシーンが放映され、徐々に華恋とひかりの距離が近づいて来ると、
「ここ!ここーーー!!!」
と興奮しながらモニターの前まで移動するチキどん。
とにかくうるさい(好き)
[真矢VSクロディーヌの殺陣シーン(前半)]
クロちゃんが真矢様を「知ってるよ?強がっているけど、本当は虚しいって!」と煽るシーンでは、映像と一緒にあいあいがセリフを言います。
するとチキどんはそれに応える、のではなく
「腹立つ~!!!」
[真矢VSクロディーヌの殺陣シーン(後半)]
ステージ上段で駆け込んでくるところから始まる殺陣シーンの後半。
この前にステージが一度暗転するため、入るタイミングを計るのが難しかったらしく、その話に。
相羽「三森さんが捌けるのが合図なんだけど、暗いし私たちは上にいるからよく見えなくて……ずっと前後にステップ踏んでた」
富田「私もそれにつられてステップ踏んでた。しかも階段だったから」
と、ステージの左右で再現ステップを踏んでいたのですが、
あいあいがチキどんの手を掴んで自分の方に連れて行き、ステージの段差を使って完全再現してくれました。
言葉では伝えられなくて本当にもどかしいのですが、もう大大大爆笑。
この動きはミッドナイトレヴュー第1夜でもやってくれていましたが、あれよりも数段面白かったです。
また、迷宮レビューの決着シーンの話もありました。
レヴュー衣装の上掛けにはボタンが3つ付いていて、殺陣シーンではすぐに外すために1つだけ止めている状態だそうです。
レヴュー敗者はタイミング良くボタンを外さなければいけないのですが、これがなかなか大変らしく。
迷宮レヴューのラストでは客席から見えない角度になるのを良いことに、
「取れた?」「まだ」「取れた?」「まだ」
と目で会話していたらしいです。
これを聞いて以降、しばらくはあのシーンを見ると二人のトークが頭を過ぎり笑うようになってしまいました。
そんな面白おかしいコメンタリーで会場を爆笑の渦に巻き込んだ漫才コンビのお二人でしたが、同時に複数のペアがレヴューを行うシーンでは、手数を増やしたり減らしたりして時間調整役を担っていたそうです。
散々ボケ倒しておきながら、そういうカッコいいことをさらっと言うのずるくない!?
告知を含めた話
生オーディオコメンタリーのインパクトが強すぎてここの記憶が薄れてしまっているのですが、一つ、ものすごく印象に残っている話題があります。
相羽「舞台#2のタイトルはTransitionだけど、どういう意味か知ってる?
富田「あれでしょ?トランスフォーマーみたいな」
他の店舗に参加した方の感想を見た限り、恐らくこの流れは台本で決められていたようなのですが……
富田「ウィーンガシャン!ウィーンガシャン!ビューーーーーーン!!!」
チキどん、飛行機型にトランスフォームして飛び回り始めました。
あいあい大爆笑。
もう誰もチキどんを止める人はいません。
富田「楽しんでるでしょ!!!」
相羽「ここまでやってくれるとは思わなかった(笑)」
本人たちも客席も笑いっぱなしのイベント。
終わりの挨拶では、あまりの盛り上がりに「私たち漫才コンビじゃありませんからね!」と念押ししたり、「キャラは知ってるけど私たちのことは初めてっていう人いますか?」「大丈夫!?引いてない!?」と心配したり。
漫才コンビではないと言いながら、
ボケ→ツッコミ→「「ありがとうございました~」」
と完全に漫才のノリで終了しました。
トーク後のお渡し会は二人同時の形式だったので、順番を待っている間も他のお客さんが要求したマスケチャに笑いが起こったりしてとても賑やかで楽しかったです。
繰り返しになりますが、あの尋常でない面白さが文章では伝わりきらないのがもどかしい。
お笑い番組の99倍笑いました。
この面白さがイベント限定なんて人類の損失だ、と思ったものです。
そうしたらなんと!翌月頃にはミッドナイトレヴューの放送告知が!
スタァライトプロジェクトちゃん、ほんと天才。
まだミッドナイトレヴューを観ていないという方がいたら、ぜひ見てください。↓
私のオススメは第3夜です。
刺激の強さが不安な方は第2夜がいいと思いますよ。イベント疲れがあったのか、お二人が少しだけ大人しいので。
これは別のイベントで聞いた話なのですが、あいあいはミッドナイトレヴューのヘアセット中に寝落ちしていたこともあったらしいです。
遅くまでお疲れ様です……と頭が下がると同時に、寝起きであのテンション・あの会話のテンポが出せるのほんとにすごいな……と驚きます。
真矢クロコンビって会話のテンポがものすごく良いんですよね。
この二人のボケとツッコミの速さと的確さが大好きです。
ミッドナイトレヴューも再演して~~~!
でも、できれば深夜じゃない方がありがたいです(笑)
当日のメモが発掘されたので、会話内容のみですが追記しておきます。(2019/3/5)
[生オーディオコメンタリー開始前]
相羽「私達の声がうるさくて音が聞こえないかもしれませんが、それはお家でゆっくり見ていただいて」
富田「うるさいのは声だけじゃないかもしれない」
相羽「え?」
富田「表情も動きもうるさい!踊り出すかもしれない」
相羽「踊らないから!」
富田「だって私の横にいるのは相羽あいなですからね!」
(この後結局踊る)
[(多分)舞台中のフランス語台詞について]
富田「相羽さんのフランス語が上達していってる。一回教われば完璧になってるって彼方さんが」
相羽「作詞家の中村彼方さんがフランス語を喋れるので教えていただいているんです」
富田「その内相羽さんに話しかけたらフランス語で返ってくるかもしれない」
相羽「Oui!」
富田「それ一番最初に覚えたやつでしょw覚えたてのフランス語」
相羽「Merciもマスターしたから!メルシーじゃないんだよ。Merci」
クロちゃんのフランス語が彼方さん監修というのは、ここが初出情報だったような気がします。
簡単なフランス語を並べてドヤ顔なあいあいが可愛かった。
[フニャフニャチキどんモード全開な麻帆さん]
相羽「真矢を入れてみて」
富田「え……今は無理かな……あ”〜〜〜(天を仰いで回り出す)…………ごきげんよう(真矢モード)………(変なポーズ)」
相羽「最後のポーズで台無し」
会話だけ書いてもなんだこれって感じですけど、当日はめちゃくちゃ笑いました。